不動産投資 物件検索サイト おすすめランキング TOP5【2026年版】3戸購入した経理マン大家が正直に比較
不動産投資向け物件検索サイトTOP5を楽待・健美家・SUUMO等で比較。サラリーマン大家3年目が3戸購入の実体験から、未公開物件の多さ・情報精度・使いやすさをリアルに評価します。
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最初の物件を探していた2022年の夏、僕は毎週3〜5時間、多い週は10時間近く、物件検索サイトを眺めていました。
正直に言うと、「どのサイトを使えばいいかわからない」状態が3ヶ月近く続きました。不動産投資の本には「楽待と健美家を使いなさい」とは書いてあっても、具体的な使い分けの方法や、それぞれのサイトの癖を教えてくれるものがなかったのです。
3年経った今、都内2戸・埼玉1戸を保有し、年間キャッシュフローは約120万円(税引後)。この3年間で物件検索サイトを使い倒してきた経験をもとに、2026年版の正直なランキングをまとめます。
「どのサイトで探すか」は、思っている以上に物件との出会い方に影響します。
まず知っておくべきこと:投資用物件は「専用サイト」で探す
一般的な不動産サイト(スーモ、ホームズ)は「住む家を探す人」向けに最適化されています。
表示される物件情報は主に賃貸・居住用売買が中心で、収益物件の表面利回りや想定年収といった投資判断に必要な情報が整理されていません。
一方、楽待や健美家は「不動産投資家向け」のポータルサイトです。利回り・価格・築年数・エリアで絞り込んだ検索ができ、購入判断に必要な情報が一覧で確認できます。
最初から「住む家サイト」で収益物件を探すのは、ラーメン屋でカレーを探すようなもの——という認識を持っていただければ、以下のランキングがより活きてくると思います。
不動産投資の基本的な考え方については、不動産投資初心者が最初に読むべきガイドからスタートするとよいでしょう。
物件検索サイト おすすめランキング TOP5
| 順位 | サービス名 | 特徴 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 楽待(Rakumachi) | 投資用物件No.1ポータル。情報量・利回りフィルターが最強 | ★★★★★ |
| 2位 | 健美家(Kenbiya) | 収益シミュレーション内蔵・築古物件の充実度が高い | ★★★★☆ |
| 3位 | スーモ(SUUMO)投資 | 大手仲介会社の物件が集まる。初心者の安心感 | ★★★☆☆ |
| 4位 | アットホーム(at home) | 地方・郊外・一棟アパート物件に強い | ★★★☆☆ |
| 5位 | LIFULL HOME’S投資 | 物件数と周辺環境情報に強み | ★★★☆☆ |
では1つずつ、包み隠さず解説します。
第1位:楽待(Rakumachi) ★★★★★
強み:物件数・利回り検索の効率・投資家コミュニティの充実
楽待は不動産投資に特化したポータルサイトとして、国内最大規模の収益物件掲載数を誇ります。
僕が1位にする理由は3つです。
理由1:利回りフィルターで一瞬で絞り込める
「表面利回り7%以上」「価格1,000万〜1,500万円」「東京都」のような条件を設定すると、条件に合った物件だけを表示してくれます。Excelで管理する前の「まず候補を出す」作業が、圧倒的に速い。
表面利回りと実質利回りの違いについては、利回りの計算方法と正しい読み方:表面利回りに騙されないためにを先に読んでおくことをお勧めします。
理由2:案件のバリエーションが最も豊富
ワンルームマンション(区分)・アパート一棟・戸建て・商業物件・駐車場まで、あらゆるタイプの収益物件が掲載されています。「まずどんな物件があるのかを幅広く見たい」初心者にとって、最初の一歩として最適です。
理由3:投資家向けのコラム・事例が充実
物件情報だけでなく、実際の投資家インタビューや市況分析記事も読めます。相場感を養うだけでなく、「こういう大家さんがいるんだ」という実例を通じた学びがある。
正直に言うと:楽待の掲載遅延問題
3月の3連休、気になる物件を4件問い合わせたところ、2件は「先日成約しました」と返ってきました。
楽待は掲載後の更新が遅いことがあり、「もう売れているのに掲載が残っている」ケースが少なくありません。問い合わせる前に必ず「掲載日」と「更新日」を確認し、1〜2ヶ月前の掲載は慎重に扱うことをお勧めします。
第2位:健美家(Kenbiya) ★★★★☆
強み:収益シミュレーション機能・築古物件の豊富さ
健美家は楽待と並ぶ二大投資用物件ポータルです。楽待との最大の違いは、物件ページ内の収益シミュレーション機能。
家賃収入・管理費・修繕積立金・ローン返済額を入力すると、月次キャッシュフローをサイト上で試算できます。楽待では自分でExcelを組む必要がある部分を、健美家はカバーしてくれる。
また、健美家は**築古物件(旧耐震含む)**の掲載数が多い印象があります。高利回りを優先して割安物件を探す方にとっては、選択肢が広がります。
ちょっと話逸れるけど——
健美家の物件情報は楽待より「現在売り出し中かどうか」がリアルタイムに反映されやすい印象があります。問い合わせの空振り率が楽待よりやや低い気がする——これは完全に僕の主観ですが、3年間使ってきた感覚です(根拠はないです。念のため)。
健美家の注意点
- UIが楽待より若干古め(スマートフォンでの操作感がもっさりすることがある)
- 楽待と重複掲載の物件が多いため、同じ物件を両サイトで見比べて情報の鮮度を比較するのが有効
第3位:スーモ(SUUMO)投資用物件 ★★★☆☆
強み:大手仲介会社経由の安心感・ブランド知名度
「不動産といえばスーモ」の知名度を背景に、投資用物件カテゴリも整備されています。
スーモを3位にした理由は、仲介会社のバリエーションです。楽待・健美家は専門の不動産業者が多い一方、スーモには大手仲介会社(三井のリハウス、東急リバブル等)も掲載しています。
「大手仲介を通じて安心して購入したい」「始めての購入で、怪しい業者を避けたい」という初心者にとっては、スーモ経由で物件を探す意味があります。
スーモが向かない使い方
高利回り物件(表面8%超など)を効率よく探す主力ツールとしては不向きです。収益物件に特化した絞り込み機能が楽待・健美家に比べて限定的で、検索効率が下がります。
第4位:アットホーム(at home)投資用物件 ★★★☆☆
強み:地方・郊外・一棟アパートの掲載数
アットホームは一棟アパート・一棟マンション等の大型収益物件の掲載数に強みがあります。
特に地方都市や首都圏郊外のアパートを探している場合、楽待・健美家には掲載されていない地場不動産会社の物件が見つかることがあります。
エリア選びの考え方については、不動産投資エリアはどこがいい?東京・大阪・地方都市を本音で比較してみたも参考にしてください。
アットホームの注意点
区分マンション(ワンルーム1戸)の検索には楽待の方が効率的。アットホームは「一棟物件を本格的に検討するフェーズ」に活用するイメージです。
第5位:LIFULL HOME’S(ホームズ)投資用物件 ★★★☆☆
強み:掲載物件数・周辺環境情報の充実
HOME’Sは掲載物件数では業界最多クラスを誇ります。物件ページに「周辺のスーパー・病院・駅までの距離」等の情報が充実しており、「このエリアの生活環境はどうか」を確認するための補助ツールとして使えます。
物件単体の収益性だけでなく、「賃貸需要が長期的に見込めるエリアか」を判断したいときにHOME’Sの周辺情報が役立ちます。
HOME’Sの注意点
投資用物件に特化した機能(表面利回りフィルター等)はやや弱め。居住用物件が混在するため、収益物件だけを効率よく探すには一工夫が必要です。
僕の実際の使い方:2サイト並行検索が基本
3年間で3戸購入した僕が実際に使ってきたのは、楽待+健美家の2サイトです。
この2サイトは掲載物件が重複することも多いのですが、掲載タイミングや更新頻度が違うため、両方登録しておくことで機会損失を防げます。アラート設定を「1日1回・メール通知」にしておくと、掲載から時間が経っていない物件を早めにキャッチできます。
ここまで読んでくれた人に正直に言うと——
物件検索サイトより「信頼できる仲介業者に未公開物件を紹介してもらう」ルートの方が、良い物件に出会える確率は高いです。
Webに公開される物件は、業者間で情報が出回った後に一般公開されることが多い。「公開された瞬間に飛びつかないといい物件は買えない」は、残念ながら本当のことです。
だからこそ、物件検索サイトはエリアと価格帯の相場感覚を養うためのツールとして使い、最終的な購入は仲介業者との人脈から——これが3年間で学んだ現実解です。
物件内見の流れとチェックポイントについては、はじめての不動産内見完全ガイド:当日の流れからチェックポイントまでにまとめています。
初心者向け:物件検索サイトの正しい使い方 3ステップ
ステップ1:楽待に登録してエリア×利回りのアラートを設定する
まず楽待に無料登録し、「購入候補エリア」×「想定予算」×「最低利回り」の3条件でアラートをオンにします。
この段階は「問い合わせ・内見は不要」。目的はただひとつ、相場感覚を肌で覚えること。
自分のエリアに週何件の物件が出るか、利回りの相場はどのくらいか——3ヶ月眺めるだけで、かなりの感覚が身につきます。
ステップ2:気になる物件に問い合わせて仲介業者と関係を作る
3ヶ月ほど相場を眺めてから、気になった物件に問い合わせを始めます。
ここで大事なのは、「この物件を買う」という意識ではなく、**「この仲介業者と関係を作る」**という意識です。
1〜2回の問い合わせで顔を覚えてもらえると、「未公開物件が出たらご連絡します」と言ってもらえるようになります。このルートが開通してからが、不動産投資の本番です。
ローン審査に備えた準備については、不動産投資ローン審査を通すための準備と戦略も並行して読んでおくことをお勧めします。
ステップ3:「買う基準」を明文化してから動く
良い物件が出たとき、迷っていると他の投資家に取られます。
事前に「この条件なら買う」というラインを明文化しておきましょう。僕の判断基準(参考まで):
- 表面利回り:都内7%以上、埼玉8%以上
- 築年数:築30年以内(旧耐震は原則除外)
- 駅徒歩:10分以内
- 自己資金:購入価格の20%以上
この基準があれば、物件情報を見た瞬間に「○か×か」がほぼ決まります。
具体的な物件選びのポイントについては、不動産投資の物件選びで失敗しないための5つのポイントも参考にしてください。
やってはいけない3つの使い方
最後に、3年間で「これはやめた方がいい」と実感したことを正直に書きます。
1. 毎日何時間も眺めて「いい物件がない」と嘆く
相場感が身につけば、1日15分で主要チェックが終わります。時間より質です。
2. 利回りだけで飛びつく
表面利回りが高い=良い物件ではありません。地方の空室リスクが高い物件を「高利回り」と見間違えて買うと、詰みます。表面利回りと実質利回りの違いを理解した上で判断してください。
3. 複数サイトに全登録してアラートを溺れるほど受け取る
情報過多になると判断力が落ちます。まずは楽待1本で十分。相場感がついてから健美家を追加する順番がスムーズです。
よくある質問
Q: 楽待と健美家は両方登録した方がいいですか?
A: できれば両方登録することをおすすめします。掲載タイミングや更新頻度が違うため、片方にしか載っていない物件が存在します。ただし最初の3ヶ月は楽待だけでも十分で、相場感が身についてから健美家を追加する順番がスムーズです。
Q: スーモやホームズで投資物件を探しても問題ありませんか?
A: 補助ツールとして使うなら問題ありません。ただし主力ツールとしては非効率です。利回りフィルターや収益物件特化の検索機能が弱く、楽待・健美家と比べて投資判断に必要な情報が整理されていません。
Q: 無料で使えるサービスはどれですか?
A: 楽待・健美家・スーモ・アットホーム・HOME’Sはすべて無料会員登録で物件検索・問い合わせが可能です。有料プランもありますが、最初のうちは無料プランで十分対応できます。
Q: 物件を初めて買う前に何件くらい内見すればいいですか?
A: 目安として10〜20件くらいの内見経験から購入を本格検討するのがおすすめです。それくらい経験すると「この物件は割高」「これは相場並み」という感覚が自然につきます。僕も1戸目を買うまでに18件内見しました(自己資金320万円・借入1,200万円での購入でした)。
Q: 物件検索サイトで未公開物件は見られますか?
A: 原則として見られません。未公開物件は仲介業者が独自のルートで投資家に案内するものです。物件検索サイトで問い合わせを繰り返しながら仲介業者と関係を構築することで、「次回は未公開で案内します」という関係ができていきます。最初の1〜2年はその関係構築の期間と考えるのが現実的です。
追記(2026/04/17)
2026年春、楽待がAIを活用した「物件診断機能」のベータ版をリリースしました。入力した物件の利回りが「相場と比較して割高か割安か」を簡易診断してくれる機能で、初心者の判断補助として有用そうです。
また、2026年の利上げ環境の影響で、首都圏郊外のワンルームマンションを中心に売り出し価格の微調整が始まっているエリアもあります。「ちょっと前なら話にならなかった指値が通るようになった」という話を大家仲間から複数聞いています。焦らず、丁寧に探すフェーズが続いていると感じています。